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浄土学

提供: 新纂浄土宗大辞典

じょうどがく/浄土学

浄土学研究会が刊行する学術雑誌。第一輯は昭和五年(一九三〇)三月に刊行。善導の一二五〇年遠忌を迎えるに当たり、大正大学浄土学研究室が中心となり、雑誌『無礙光』に代えて創刊されたものである。第二九輯までが雑誌形式で刊行され、その後は休刊。同五二年二月、『善導大師の思想とその影響』が大東出版社より刊行され、これが第三〇輯から第三五輯にあてられ復刊。第三六輯は特集号「良忠上人研究Ⅰ」として同五九年に刊行。その後しばらく発刊されず、平成一三年(二〇〇一)二月に『法然浄土教の思想と伝歴』が山喜房仏書林から刊行され、これが第三七輯~第四一輯にあてられた。同一七年三月、第四二輯が刊行され復刊。翌年六月、第四三輯が新装刊行された。なお第一輯から二九輯は八巻にまとめられ、昭和五五年(一九八〇)四月から翌年七月までに大東出版社より復刊されている。


【参考】丸山博正「『浄土学』の回顧と展望」(浄土学四三、二〇〇六)


【参照項目】➡浄土学研究会


【執筆者:石田一裕】


宗学(しゅうがく)