法然の念仏思想を中心に、インド・中国・日本に成立、流伝、展開した浄土教を主たる研究領域とし、また信仰の学としての浄土学を基底に据えた学会。昭和五年(一九三〇)善導一二五〇年遠忌に際して大正大学内に発足した、同会前身である大正大学浄土学研究会の名称を発展的に解消し、平成一七年(二〇〇五)七月二日に設立。同年第一回学術大会を開催、『浄土学』四三を刊行した。
【参照項目】➡浄土学一
【執筆者:編集部】