信冏
提供: 新纂浄土宗大辞典
2018年3月30日 (金) 06:25時点における192.168.11.48 (トーク)による版
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しんげい/信冏
宝暦五年(一七五五)—文政三年(一八二〇)一一月一二日。白蓮社徴誉喚阿。尾張国海西郡大成村(愛知県海部郡)の中山氏に生まれる。宝暦一三年(一七六三)に伊勢国山田(三重県伊勢市)梅香院の響誉のもとで出家し、明和五年(一七六八)増上寺四七世弁秀より嗣法する。その後、近江国金勝(滋賀県栗東市)阿弥陀寺、山城国伏見(京都市)誓願寺、伊勢国松坂(松阪市)清光寺と歴住した。学僧として名高く、『鎮西法彙』『浄土宗要集』などの浄土宗典を校訂出版し、『湖東三僧伝』『聖光上人伝』(共に浄全一七)などの著書を残している。
【資料】「信冏上人自叙伝」(『略伝集』浄全一八)
【参照項目】➡湖東三僧伝
【執筆者:大屋正順】