操作

成道

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:25時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

じょうどう/成道

道とは仏道のことで、成道は仏となるための行をすべてなし終えること。すなわち、さとることであり、無上正等覚を獲得すること。阿弥陀仏成道を得たのは『無量寿経』や『阿弥陀経』に今より十劫の昔とある(十劫成道)。釈尊は三五歳で菩提樹下において成道を得た。そのとき初めてさとりを得たので始成正覚、初成道といい、日本では一二月(臘月)八日がその日といわれる(釈迦八相の第六)。ただ『法華経寿量品によれば、この成道釈尊垂迹で、実はすでに五百塵点劫の昔であるという。


【参照項目】➡八相成道


【執筆者:小澤憲雄】