操作

顕授手印請決邪正義

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:23時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

けんじゅしゅいんしょうけつじゃしょうぎ/顕授手印請決邪正義

一巻。了月撰。文明一六年(一四八四)成立。浄土宗における伝法上の問題点をめぐる一連の論争の書の一つ。聖聡弟子了暁が著した『授手印請決』一巻に対して、その信法半印・伝法両印の説を批判したのが本書である。本書に対して了暁弟子愚底が延徳二年(一四九〇)に『授手印請決清濁』一巻を作って反駁した。これに対し、さらに了月は『破清濁』を著して愚底の説を難じた。


【所収】『伝灯輯要』下


【参照項目】➡破清濁


【執筆者:宇高良哲】