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顕海

提供: 新纂浄土宗大辞典

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けんかい/顕海

明和五年(一七六八)—文政一三年(一八三〇)四月二日。聖蓮社明誉成阿、あざなは仏因。金戒光明寺五〇世。近江国勢田(大津市)に生まれ、山城国桂(京都市西京区)極楽寺の赫誉のもとで出家。その後、芝増上寺において宗学を修め、文政元年(一八一八)一〇月二五日、深川霊巌寺二五世に就任。同三年九月一三日に金戒光明寺五〇世の法灯を受け継いだ。黒谷在任中、末寺に対して金入袈裟被着の許可を認めたり、山門再建の計画を図ったが、志半ばで遷化


【資料】『黒谷誌要』『深川霊巌寺志』(共に浄全二〇)、『浄源脈譜』『三縁山志』八(共に浄全一九)


【執筆者:井野周隆】