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行基寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ぎょうきじ/行基寺

岐阜県海津かいづ南濃町なんのうちょう上野河戸。臥龍山。岐阜教区№九四。八世紀中頃(天平勝宝年間、七四九—七五七)、聖武天皇の勅願により、美濃、尾張、伊勢三国の守護霊場として行基が開創したと伝える。境内には行基入寂の地と伝える七重の石塔があり、開山堂には行基入定像を安置し、行基入定霊跡七箇所の一つとして名高い。一八世紀初頭、高須藩主松平義行が開基となり、性参が中興した。本尊は伝源信阿弥陀如来像である。


【執筆者:勝崎裕彦】