操作

喜捨

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:22時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

きしゃ/喜捨

報償を求めず喜んで財物を寺院や僧尼等に施すこと。Ⓢvyavasarga-rataⓉrnam par gtong ba la dga’ baの訳。寄捨、浄捨、浄施ともいう。『大乗本生心地観経』四に「常に喜捨を修して、三宝供養し、心に厭足なし」(正蔵三・三〇六下)とあり、三宝供養のために僧侶に物品を施したり、経済的な援助をすることをいう。


【執筆者:遠田憲弘】