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立願寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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りゅうがんじ/立願寺

長崎県平戸市度島たくしま町。本誓正覚院。長崎教区№四三。開山円誉。平戸城主松浦鎮信まつらしげのぶが、慶長二年(一五九七)井元権右衛門を遣わして度島のキリシタンを改宗させ、五穀豊穣、民心安寧の祈願寺として元和二年(一六一六)に建立。大正から昭和初期にかけ、檀信徒の協力により現在の地に移転。当寺は、島内唯一の寺院であり、正月二五日御忌会特別斎米法要には多くの参詣者がある。


【資料】『立願寺寺誌』、『平戸史談』、平戸松浦資料館『諸宗本末帳』、『浄土宗寺院由緒書』下(『増上寺史料集』七)


【執筆者:松野瑞光】