上下巻二冊。杜多円暢編輯。明治一四年(一八八一)、西円寺刊。養鸕うがい徹定てつじょう賛・序。福田行誡端書。山下現有跋。江戸末期に周防・長州を中心に盛んに布教活動を行った大日比三師おおひびさんしの一人、法道の伝記。巻末には弟子大順が賜った「莅別七訓」、本書の編輯の経緯が述べられた円暢著「附言」を収録。
【所収】『大日比三師伝』
【資料】『略伝集』
【参照項目】➡法道
【執筆者:徳弘昌嗣】