一七世紀頃、生没年不明。武蔵国江戸の人。幼少時から小石川伝通院に入り、後に出家得度する。学的に傑出し義解に優れていたという。修学の後、伊勢国安濃津天然寺(津市)の住職となった。著書に『浄統略讃』(続浄一七)がある。
【資料】『鎮流祖伝』五(浄全一七)
【参照項目】➡浄統略讃
【執筆者:大屋正順】