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念仏無上法王義

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ねんぶつむじょうほうおうぎ/念仏無上法王義

九巻。隆典撰。宝永四年(一七〇七)刊。別名に『弥陀経序註』ともあるように、増上寺三〇世霊玄の『弥陀経仮名序』を註釈したもので、その内容は今経超勝、念仏者得大利、念仏護念現証、念仏易行得大利、諸宗高祖念仏、儒釈同帰西方念仏超勝現益、念経感応現証の全八章段からなり、『阿弥陀経』に説かれる念仏のすぐれている点について、隆典の自説を述べたものである。


【執筆者:兼岩和広】