道場での生活規範を定めた規則。浄土宗では伝宗伝戒・璽書伝授、檀信徒の五重相伝・授戒会等の道場の開白のときに捧読する。内容は、篤く三宝を敬うこと、私の生涯にただ一度限りと心得てはげむこと、おつとめ・礼拝・念仏・食事等すべて係の指示を守ることで、道場長が捧読する。これを守れない時には下山が命じられることもある。
【参照項目】➡清規
【執筆者:坂上典翁】