僧侶として身につける法服。袈裟を壊色えしきの五条または七条(如法衣)、小五条(威儀細ぼそ)、種子衣(伝道袈裟)または折おり五条とし、法衣を茶色または黒色の直綴じきとつ、黒色の半素絹はんぞけん、道衣(改良服)もしくは伝道服(洋式道衣)とする(「僧侶分限規程」〔宗規第三四号〕)。法要儀式を執行するに際して、通常服(直綴または半素絹)を着用するときは壊色の五条または七条(如法衣)および副具を用いる(『法要集』法服と副具)。
【参照項目】➡荘厳服
【執筆者:陣川隆行】