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潮龍

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ちょうりゅう/潮龍

永禄四年(一五六一)—寛永七年(一六三〇)一二月九日。桑蓮社円誉助給。増上寺一五世。生国は上総国菊間(千葉県市原市菊間)。氏姓は不詳。生実おゆみ大巌寺安誉虎角のもとで剃髪。のち源誉随流に師事。生実城主里見氏の帰依を受け安房・上総を巡教し、元和二年(一六一六)大巌寺五世。寛永七年五月、元和九年(一六二三)の吞龍遷化住職不在であった太田大光院に転住し二世に就任。同年一〇月増上寺一五世に就任するも、在山二ヶ月余七〇歳で遷化した。


【資料】『三縁山志』(浄全一九)、宇高良哲編著『関東浄土宗檀林古文書選』(東洋文化出版、一九八二)


【参考】『大本山増上寺史・本文編』(大本山増上寺、一九九九)


【執筆者:中野真理子】