二巻。法然説、道光集録。『拾遺黒谷上人語灯録』の中・下巻のこと。上巻は『拾遺漢語灯録』である。『拾遺和語灯録』は、中巻に登山状・示或人詞・津戸の三郎へつかわす御返事・示或女房法語が、下巻に念仏往生義・東大寺十問答・御消息・ある人のもとへつかわす御消息・熊谷の入道へつかわす御返事・往生浄土用心がそれぞれ収められる。
【所収】聖典四、浄全九
【参考】『龍谷大学善本叢書一五 黒谷上人語灯録(同朋舎出版、一九九六)
【参照項目】➡拾遺黒谷上人語灯録、拾遺漢語灯録
【執筆者:石田一裕】