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沢真

提供: 新纂浄土宗大辞典

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たくしん/沢真

元禄二年(一六八九)—明和二年(一七六五)七月二五日。潤蓮社曹誉。あざなは慈孝。知恩院五四世。生地、法系は不詳。増上寺で修学の後、本所霊山寺一〇世、飯沼弘経寺四四世、小石川伝通院三一世を歴住し、宝暦一三年(一七六三)九月二五日台命により知恩院五四世となる。同年一一月二一日大僧正に任官。翌一四年三月一〇日より勢至堂で天樹院(徳川千姫)一〇〇回忌不断念仏を修した。七七歳で寂。


【参考】『華頂誌要』『知恩院史』(共に浄全一九)、『知恩院日鑑』


【執筆者:笠島崇信】