『十二門戒儀』中、第七受戒作法のこと。『授菩薩戒儀則(黒谷古本)』に説示される用語。『授菩薩戒儀(新本)』や『授菩薩戒儀(湛然本)』には「授戒」とある。三羯磨を通じて受者の身中に円頓菩薩戒を発得させる作法で、十二門の中、最も肝要な箇所である。
【参照項目】➡授戒会、伝戒作法、結縁授戒
【執筆者:編集部】