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孤雲

提供: 新纂浄土宗大辞典

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こうん/孤雲

寛永元年(一六二四)—元禄四年(一六九一)一一月六日。称蓮社専誉名阿。知恩院四〇世。生地・師籍不明。岩槻浄国寺一一世、太田大光院、鎌倉光明寺四九世を経て貞享五年(一六八八)二月一三日に知恩院四〇世となる。知恩院孤雲の代に『取立御趣意覚書』を将軍家に提出し、知恩院の待遇向上を求めている。


【資料】『華頂誌要』(浄全一九)、井川定慶『知恩院史』(知恩院、一九三七)


【執筆者:伊藤弘道】