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暁把

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ぎょうは/暁把

永正一三年(一五一六)—天正四年(一五七六)七月四日。深蓮社信誉。あざなは任誓。出自は下総国の千葉氏。享禄元年(一五二八)、貞把のもとで出家したと伝えられ、その後二十余年間修学する。神人による夢告機縁として、永禄三年(一五六〇)の春に上洛し、京極の地に浄国寺を建立。同一一年には、近江国金勝こんぜの八幡大神社神体である阿弥陀如来像(伝源信作)を同寺の本尊として遷座している。世寿六一歳。


【資料】『蓮門精舎旧詞』二(続浄一八)、『総系譜』中(浄全一九)、『生実大巌寺志』(浄全二〇)


【執筆者:加藤弘孝】