「獅子吼観定」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ししくかんじょう/獅子吼観定
文政二年(一八一九)六月二日—明治三二年(一八九九)一月一〇日。高蓮社梁誉真阿。字は性月。金戒光明寺五七・五九世。現在の岐阜市黒野に大野治兵衛の四男として生まれる。天保四年(一八三三)に増上寺で宗乗・余乗を究め、慶応二年(一八六六)に滝山大善寺の住職となった。明治一二年(一八七九)門末寺院協議の末、金戒光明寺五七世に就任。同二〇年に宗憲の制定に伴い一度辞任するも、五八世の佐藤説門が入寂し、同年再任(五九世)した。
【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)
【執筆者:齋藤知明】