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「浄土宗典籍研究」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

じょうどしゅうてんせきけんきゅう/浄土宗典籍研究

浅地康平編集兼発行。昭和五〇年(一九七五)八月、山喜房仏書林刊。浄土宗開宗八〇〇年(昭和四九年)記念として同四五年から同四九年にかけて復刊された『浄土宗全書』正続全四二巻に、学術研究の進展をふまえて新しく加えられた「浄土宗全書解題」を一冊にまとめ、索引を加えたもの。


【執筆者:石川達也】


藤堂恭俊博士古稀記念会編集・発行。二巻。『藤堂恭俊博士古稀記念 浄土宗典籍研究』研究篇、『同』資料篇。昭和六三年(一九八八)一一月刊。研究篇は第一部『逆修説法』(師秀説草)の九編、第二部醍醐本法然上人伝記』の一四編、第三部『円光大師御遺跡廿五箇所案内記』の一〇編の論文からなり、資料篇には三典籍の影印翻刻が収められる。研究篇第一部・二部には研究の回顧と展望、第三部には関係論文目録も含まれ、三典籍の昭和期末までの研究状況が分かる。本書の刊行により浄土宗典籍の影印本の必要性が周知され、『逆修説法』や『選択集』の諸本の影印本が出版された。


【参考】浅井成海「藤堂恭俊博士古稀記念『浄土宗典籍研究』刊行によせて」上・下(『中外日報』一九八九年六月八日、九日)、細川行信「円光大師御遺跡廿五箇所案内記」(同一九八九年六月一二日)


【執筆者:山本博子】