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「請護念偈」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

しょうごねんげ/請護念偈

この世とのちの世の護念を請う回向文哀愍覆護我あいみんふごが 令法種増長りょうぼうしゅぞうじょう 此世及後生しせぎゅうごしょう 願仏常摂受がんぶつじょうしょうじゅ」。『勝鬘師子吼一乗方便方広経』如来真実功徳章(正蔵一二・二一七中)で勝鬘夫人が釈尊を讃える偈文。み仏よ、我をあわれみまもり、法の種をふくらませて、この世の護念とのちの世の往生を決定し、常に願いを受け入れて下さい、と意訳される。『往生礼讃』では、六時礼讃のそれぞれ讃文の最後に必ず唱える偈文である。「得度式」「剃度式」「地鎮式」「結婚式」などで用いる。


【執筆者:福西賢雄】