法会儀式に雅楽を演奏する職名。伶人れいじん、楽人がくにんともいう。法会次第のなかでは導師および式衆の入堂・退堂の奏楽、声明の付楽、献供・献花のときなどにも奏することがある。晋山式しんざんしきなどの練供養ねりくようのときは式衆とともに行列に参列し、道楽みちがくを奏する。
【参照項目】➡雅楽、練供養
【執筆者:八木千暁】