「大日比三師伝」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版
おおひびさんしでん/大日比三師伝
世良諦元編。明治四二年(一九〇九)二月刊(私家版)。江戸時代中期から末期にかけて周防・長州(山口県)を中心に盛んに布教活動を行った大日比三師、法岸・法洲・法道の伝記である、法洲『法岸和尚行業記』上下巻、杜多円暢編輯『法洲和尚行業記』上中下巻、同『法道和尚行業記』上下巻をまとめたもの。大日比三師の行業を知るうえで恰好である。かつて西円寺の住職であった山下現有が賛を寄せている。
【資料】『略伝集』(浄全一八)、『続日本高僧伝』四(仏全一〇四)
【執筆者:徳弘昌嗣】