「覆子」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年9月17日 (月) 10:09時点における版
ぶくす/覆子
仏前に献供(半斎供養・献香・献菓・献茶など)するときに、供物などに息をかけないようにするため、口と鼻を覆う紙製のものをいう。知恩院の御身拭式では門跡自ら覆子をかけて御影を香染の羽二重で拭う儀式を行う。写経会の際、覆子をかけて写経することもある。覆子は糊入れ紙または奉書紙と水引・紙縒で作る。
【執筆者:水野正雄】