五重相伝において、初重より第五重までの、それぞれの要諦を機・法・解・証・信(もしくは機行解証信)の文字に配すること。『吉水瀉瓶訣しゃびょうけつ』に「巻物次第とは、初二三四五、次の如く機法解証信に配す。〈或は云く機行解証信、云々〉」(『伝灯輯要』八五二)とあるように、感誉流伝法、五重自証門における五通五箇の伝、巻物(機法)次第に基づく。
【参照項目】➡五重相伝、吉水瀉瓶訣、伝法、箇条伝法
【執筆者:後藤真法】