「弁栄聖者」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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べんねいせいじゃ/弁栄聖者
藤堂恭俊著。昭和三四年(一九五九)一〇月、光明会連合本部刊。山崎弁栄の生誕一〇〇年記念として出版された二九二頁の著書。本書は「後記」で著者自身が述べているように「聖者の御一生涯を繙いて、今日までどうにかまねごとにでも聖者の教行証を信奉してきた私の未熟な信仰を、このままで放っておくと萎縮しそうな気がして、執筆を通して新生への活路を見出されたならばこの上ない悦びである」という思いで著作したもので、山崎弁栄の伝記を辿りながら、光明主義の教行および光明会の形成についてわかり易く記述した書。目次立ては、生家にありて、出家の身となりて、慈恩を仰いで、伝道と自内証の体系化、筑紫路に法器を得て、如来光明会の発足当時、如来光明主義の顕揚という七部から構成されている。
【参照項目】➡山崎弁栄
【執筆者:藤本淨彦】