「口述五重勧誡」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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はなしことばごじゅうかんかい/口述五重勧誡
伊藤宏天著。昭和四五年(一九七〇)一一月、無量寿寺刊。発刊前年の三月に滋賀県草津市正定寺で行われた五重相伝での自身の勧誡を記録したもの。全一五席の内容で、はしがきによると高座上の教師を想起させ実況を再現する意図から、全文「はなしことば」に統一したとする。流行歌を頻繁に取り入れるなど、著者の得意とした布教法がうかがえる。巻末に「伝道説教五十年史(わが小伝)」を収録する。
【参照項目】➡伊藤宏天
【執筆者:後藤真法】