「念成」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ねんじょう/念成
—天保九年(一八三八)七月二九日。円蓮社功誉在阿専心有。増上寺六一世。生国・氏姓は不明。増上寺五四世念海に師事。同寺学頭を経て、文化一〇年(一八一三)川越蓮馨寺三三世、文政四年(一八二一)飯沼弘経寺六一世、同一〇年小石川伝通院五三世、天保二年(一八三一)四月増上寺六一世に就任。同年幕府は御霊屋などの修理に着手、同四年一二月には安国殿修理が完了し遷宮が行われた。同七年五月一九日隠退した。
【資料】『三縁山志』(浄全一九)
【参考】『大本山増上寺史・本文編』(大本山増上寺、一九九九)
【執筆者:中野真理子】