「新田大光院志」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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にっただいこういんし/新田大光院志
一巻。『檀林新田大光院志』ともいう。摂門撰。文政・天保年間(一九世紀前半)頃の作。浄土宗関東十八檀林の一つ太田大光院(群馬県太田市金山町)の寺史を記述したもの。大光院は徳川家康が先祖の新田氏の菩提を弔うために創建した寺であり、吞龍が開山である。その内容は開基古新、再得光彩、境中霊名、仏祖肖容、宝書章翰、龍公行実、代々師名、抜出秀僧、会下超倫、派末創因の一〇項目に分かれている。
【所収】浄全二〇
【執筆者:宇高良哲】