「沢春」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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たくしゅん/沢春
慶安四年(一六五一)—享保三年(一七一八)七月二五日。本蓮社然誉。字は自致。知恩院四五世。生地、法系は不詳。増上寺で修学の後、元禄一三年(一七〇〇)に生実大巌寺一六世となり、正徳四年(一七一四)飯沼弘経寺三三世、同五年小石川伝通院二〇世を歴任し、享保元年(一七一六)八月六日台命により知恩院四五世となる。同年一一月一〇日、五箇条からなる六役・山役の勤め方を定めた。
【参考】『華頂誌要』(浄全一九)、『知恩院史』(知恩院、一九三七)
【執筆者:笠島崇信】