—天文三年(一五三四)六月二七日。光蓮社。百万遍知恩寺二二世。生地、法系は不詳。法誉聖然のあとをうけて住職となった。戦国時代でしばしば兵乱によって殿堂房舎が破壊されたが、よく法灯を伝持して伽藍の護持につとめた。
【資料】『百万遍知恩寺誌要』(浄全二〇)
【執筆者:笠島崇信】