『東宗要』に記される、法然と勢観房源智との問答。漢文で記されている。智慧と称名の関係を問う源智に法然は「念仏往生の旨を知らざらん程はこれを学すべし」(昭法全六九五)と述べ、それを学んだ後は智慧を求めるがために称名をおろそかにしてはならないとする。
【所収】昭法全六九五、『東宗要』(浄全一一・九五上~下)
【参照項目】➡源智
【執筆者:編集部】