「御忌定式」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ぎょきさだめしき/御忌定式
総・大本山の御忌会に奉仕する唱導師や逮夜導師を任命する儀式。知恩院では一月一八日に、大方丈の仏間(鶴の間)に浄土五祖像と法然上人月影御影を掲揚し、五祖像前において誦経して、御忌定(来御忌導師役、序次。御当日○〇国○〇寺、右、定所如件)を披読後に辞令伝達が行われる。増上寺では一月二五日に、御忌教書伝達式が大殿で行われ、「定」を奉読し、教書を伝達している。金戒光明寺は一月二五日、知恩寺は勢観忌に併せて一月一二日、清浄華院は一月二三日に行われている。
【執筆者:清水秀浩】