「霊雲」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
れいうん/霊雲
—享保七年(一七二二)一一月二一日。吟蓮社龍誉、字は一雨。滝山大善寺一七世、太田大光院二七世。宝永四年(一七〇七)頃増上寺の所化役者を勤めたのち学頭となり、正徳元年(一七一一)一二月に台命により大善寺に住した。その後大光院を歴住し、享保六年(一七二一)に同院を隠退して、目黒行人坂下にあった称明院を蟠龍寺として再興。墓地は同寺にある。著書に『義重山開祖吞龍上人伝』『義重山風土聞見録』がある。
【資料】『浄源脈譜』『三縁山志』(共に浄全一九)、『徳川実紀』七(吉川弘文館、一九九一)、『新編武蔵風土記稿』二(雄山閣、一九九六)
【執筆者:石川達也】