「四事供養」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版
しじくよう/四事供養
施物の最も顕著なものとしての飲食・衣服・臥具・湯薬の四種をもって、仏法僧の三宝および父母・師長・亡者などに供養すること。また臥具に代わって房舎とすることもある。これは身業に基づいていることから、心分供養に対して身分供養とされる。『観経疏』散善義では自利の真実を明かす中で、「また真実心中の身業に合掌礼敬して、四事等をもってかの阿弥陀仏および依正二報を供養す」(聖典二・一二〇/浄全二・五六)とあり、また五種正行の第五にも讃歎供養をすることを挙げている。
【執筆者:石上壽應】