「三会」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:24時点における最新版
さんね/三会
三つの法会。「さんえ」と読むこともある。三会には以下のような種類がある。①龍華三会。未来仏である弥勒が、地上に降りて行う法会のこと。『弥勒来時経』に説かれ、地上に降りた弥勒が龍華樹のもとにて行う三度の法会。②南京三会。奈良(南京)で行われた三つの法会のこと。すなわち興福寺の維摩会、薬師寺の最勝会、大極殿の御斎会(一説に興福寺の法華会)の三法会。③北京三会。京都(北京)で行われた三つの法会のこと。すなわち法勝寺の大乗会、円宗寺の法華会と最勝会の三法会。
【参照項目】➡竜華三会
【執筆者:石田一裕】