「阿弥陀仏白毫観」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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あみだぶつびゃくごうかん/阿弥陀仏白毫観
一巻。『白毫観法』『白毫相観』ともいう。源信著。阿弥陀仏の白毫一相にしぼった観想念仏を示した書。『観仏三昧海経』『観経』の、白毫一相を念ずれば他の相好は自然に現れるという所説にもとづく。観法は①観業因②観相貌③観作用④観体性⑤観利益の五種がある。法然は本書や白毫を念ずることで定心を得るという善導の所説により『逆修説法』に阿弥陀仏の内証外用の総徳に対し別徳として示すが、『選択集』では省略される。
【所収】仏全三一、『恵心僧都全集』三
【執筆者:福𠩤隆善】