「浄土宗宗綱」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどしゅうしゅうこう/浄土宗宗綱
浄土宗宗門の基本法規。浄土宗宗綱は浄土宗の教旨、組織などの基本原則を定める根本規範であり、本宗が宗教法人法に基づく宗教法人であることを規定している。また、「浄土宗宗綱」第四五条では、宗綱のほかの本宗の法規を宗則、宗規、宗令に区分し宗門法制と総称することを定めている。宗則は宗教法人法第一二条による宗教法人規則であり、宗教法人「浄土宗」規則と称する。宗規は宗綱または宗則の施行に必要な事項について宗議会の議決を経て定められた規程。宗令は宗規の施行に関し宗務総長の発する定めである。なお、宗綱による本宗の公示は『浄土宗宗報』への掲載によって行われ、その区分は、①浄土門主が本宗の教旨に基づいて発する文書である教諭、②浄土門主が宗門法制を公布するため、および宗門法制の定めにより発する通達である達示、③宗務機関の発する通告である告示、となっている。
【参照項目】➡浄土宗制
【執筆者:今岡達雄】