「浄土宗教師研修機関」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどしゅうきょうしけんしゅうきかん/浄土宗教師研修機関
浄土宗教師の資質向上などを目的に開催される各種道場、講習会・研修会などの総称。浄土宗が主催する僧階叙任後の教師の研修機関としては、住職または主任、僧階叙任後五年以上教化の実務を経験した教師が受けられる伝法道場として璽書伝授道場があり毎年開催されているほか、不定期に大五重が開催される。通年常設の道場として、宗祖立教開宗の精神を体し時代に即応した優秀な本宗教師の育成を目的とする浄土宗教師修練道場がある。一年間の修行期間で、全寮制により行学併修の教育を行う。宗学、仏教学、布教、法式、詠唱、作務、法務実習などの科目があり、教師対象の講座としては布教師、法式教師、式師の各養成講座が、教師および寺族対応講習会として詠唱指導者養成講座等がある。講習会・研修会には教学高等講習会、教化高等講習会、布教研修会、法式教師研修会、法式講習会、詠唱教師研修会、詠唱講習会等の他、総合学術大会、教学院が行う各種の研究会等がある。
【執筆者:大蔵健司】