「浄土五会念仏誦経観行儀」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどごえねんぶつじゅきょうかんぎょうぎ/浄土五会念仏誦経観行儀
三巻。巻上は欠本。唐・法照撰。同じく法照の『五会法事讃』二巻を「略法事讃」と呼ぶのに対し、「広法事讃」と称される。大暦九年(七七四)の成立。ながらく散逸していたが、敦煌で中・下巻が発見された。広法事讃では章分けされ、『阿弥陀経』の全文を載せるなど略法事讃にはないものが記されているが、いずれも多くの讃文を中心に同様の五会念仏の行法を説く。略法事讃の序文で法照自身がこの書の存在を記しているので、略法事讃はこの書をもとにまとめたものであることが分かる。
【所収】正蔵八五
【参照項目】➡法照、浄土五会念仏略法事儀讃
【執筆者:横田善教】