「三国正伝口授心伝集」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:24時点における最新版
さんごくしょうでんくじゅしんでんしゅう/三国正伝口授心伝集
一巻。聖聡著。浄土宗列祖の口伝を記した書。応永二一年(一四一四)四月二〇日に記された秘書。聖聡は、浄土宗の列祖に、曇鸞・道綽・善導・法然・聖光・良忠の六師を挙げ、それぞれに二・一・七・一八・五・三の口伝があるとし、合計三六の口決の要綱を記している。
【所収】『伝灯輯要』上
【参考】坪井俊映「三国正伝口授心伝集」(『聖聡上人典籍研究』大本山増上寺、一九八九)
【執筆者:東海林良昌】