「木原円隆」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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きはらえんりゅう/木原円隆
明治元年(一八六八)二月一一日—昭和一七年(一九四二)八月一三日。入蓮社実誉真阿。字は法性海。三重県鈴鹿郡神辺村(現・亀山市)に誕生。明治一八年(一八八五)、京都東山袋中庵で賀幡円鏡の下、出家得度。同二一年、京都支校尼衆教場に入り福田行誡・内田貞音等に宗・余乗を学ぶ。卒業後、尼衆学校の監督を一年務めるが、行誡の勧めで東京に遊学し、輪島聞声の下で修行。その後、再び尼衆学校の監督、教授を務め、同四五年には幹事になる。昭和一三年(一九三八)、尼僧初の得業を授かる。示寂時には権僧正が贈られた。
【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)
【執筆者:市川定敬】