「開白」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版
かいびゃく/開白
1法要を勤めるにあたり、その趣旨や内容、期限などを本尊に告げること。表白、啓白、開啓ともいう。2御忌大会など一定の期間にわたって営まれる法会の最初の法要をいい、開白法要ともいう。最終の法要を結願といい、結願法要ともいう。『四十八巻伝』一〇に「開白の時は、念仏以後の讃嘆を略すべし、また開白以後は、惣礼の伽陀を略すべし」(聖典六・一一五)とある。増上寺御忌大会の開白法要では唱礼の後の「讃嘆」を略し「広開偈」を唱えている。
【参照項目】➡結願
【執筆者:田中康真】