「歴天」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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れきてん/歴天
慶長一二年(一六〇七)—延宝元年(一六七三)一二月四日。頓蓮社森誉善阿。増上寺二六世。生国・氏姓は不詳。大坂生まれ、真野頼包の庶子とも。増上寺学頭、生実大巌寺九世、太田大光院一〇世を経て、寛文九年(一六六九)七月増上寺二六世。在任中の延宝元年一一月二四日江戸品川御殿山で大梵鐘が鋳造され、二六日慶讃法要が行われた。この梵鐘は江戸三大梵鐘の一つに数えられる。同年一二月三日に辞職、麻布一本松に移り、翌四日遷化。
【資料】『三縁山志』(浄全一九)
【参考】『大本山増上寺史』本文編(大本山増上寺、一九九九)
【執筆者:中野真理子】