「法岸和尚行業記」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版
ほうがんおしょうぎょうごうき/法岸和尚行業記
上下巻二冊。法洲著、隆円校合。文化一四年(一八一七)刊。二品法親王賛、志剛序、隆円序、定仙跋。江戸末期の名僧、大日比三師の一人、法岸の伝記。『法洲和尚行業記』によれば、文化一三年(一八一六)冬、法岸の弟子法洲が隆円のもとへ師の伝記の草稿を送り校合を請い、上梓を勧められたことから、上京し隆円、僧寿らと出版した。巻末に法岸著「尼庵の掟」、同『口称三昧感得記』とこれについての法洲著「附言」と隆円編「或問」を、「附録」として法岸著「臨終要語」を収録している。
【所収】『大日比三師伝』
【資料】『略伝集』(浄全一八)、『続日本高僧伝』四(仏全一〇四)
【参照項目】➡法岸
【執筆者:徳弘昌嗣】