「二十五菩薩引接鼓吹」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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にじゅうごぼさついんじょうこすい/二十五菩薩引接鼓吹
七巻。必夢著。貞享五年(一六八八)洛陽書林刊行。二十五菩薩それぞれの名義と利益について解説したもの。同四年、必夢のもとに二十五菩薩来迎の絵像を持った古老が訪れ、この来迎図は源信の草庵に応現した相を写したものであり念仏者の明宝として世に流布するものであるが、多くの者は二十五菩薩の名義利益を知らないので解説してほしいとの請いに応じて著された。最初に善導『往生礼讃』所引の『十往生経』が引かれ、後、二十五菩薩について計三四五項目にわたって解説している。
【執筆者:藤田真隆】