寺院の堂宇を再建復興した功績が顕著な住職に対して与えられる雅号。寺院公称や廃寺の復旧など、新たに浄土宗寺院を創建した者に与えられる称号は開山号という。本来、これらは知恩院や増上寺などの本山が門末寺院の功績顕著な者に追贈したが、現在は被授与者の申請に基づき、精査の上、宗務総長が浄土門主に上申して授与される規定となっている。
【資料】「褒章規程」(宗規第一〇四号)
【参照項目】➡開山号
【執筆者:𠮷水成正】