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寒行

提供: 新纂浄土宗大辞典

かんぎょう/寒行

小寒から立春の前日までの寒中に行う修行。寒気に耐えて夜間または暁天に行う修行のことで寒修行ともいう。期間は、三〇日や二一日などがある。寒念仏垢離かんごり、寒詣(寒参り)等の修行法があり、僧俗を問わない。寒中に苦行を修することは、平素の修行よりも功徳が優れているという信仰から始まったものである。


【参照項目】➡寒念仏


【執筆者:伊藤正芳】